ETC協同組合の法人ETCカード!新会社への発行率NO.1!審査も通りやすいという噂はホントでしょうか。詳しく調べてみました。このETC協同組合の法人ETCカードは、利用した金額の担保をこのETC協同組合が担っているために、ETCカード発行会社に資金回収ができないというリスクが発生しないということで、かなり、簡単に発行してくれるとのことです。
「1円起業」が可能になって10年以上経過しています。
今ではノマドワーキングや副業ブームになってきています。
まだ、数は多くありませんが、一般の会社でも副業を認める会社も増えてきています。
勿論、実業務に支障をきたさないというのが条件になっているようです。
しかし、この副業が会社の業績に繋がっているという話も多くでてきています。
そうはいっても、現状では、この副業を認めるのは、中々、厳しいというのも現実にはありますが、時代の流れとして、この方向は、拡大していくのではないかと思います。
そんな副業も含めて、
独立して屋号で活動する個人事業主や、法人化して社長となる人も増加の一途だと言われています。
いざ、副業とか独立とかしてみたけれど、面倒でも必須となるのが経理業務でしょう。
特に交通費は計上する回数が多いぶん、いちいち領収書を出して保管、月末に精算してなんてやっていると、かなり面倒ですよね。
このような面倒な経理作業は、屋号口座や法人口座から一括で引き落として経費算入したいと考えたくなってしまいますよね!
特に、高速道路を良く使用する場合のことを考えると、料金に関しては必須になるのが法人ETCカードです。
しかし、法人の場合には、個人と違って、結構カードを作るのが難しいようです。
先に公式サイトをチェックしたい方はこちら⇒スピード発行 法人ETCカード
1. 法人名義で法人ETCカードを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
実は個人利用と違って、法人・個人事業主向けのETCカードには2つのタイプがあり、それぞれ発生する割引も、維持にかかる固定費も、作る難易度も異なるのです。
1.1 クレジットカード会社発行の法人ETCカードとは
個人がETCカードを持つ場合も、クレジットカードに付帯された追加カードとしてETCカードを発行してもらうことができるのは良くしられれていることだし、私自身もそれで、ETCカードをつくっています。
勿論、法人でも同じように法人名義のクレジットカード「法人カード」に追加カードとして法人ETCカードを発行することが可能になっています。
実際の通行料金の引き落とし方法は、個人の場合と同様で、法人ETCカードでETCレーンを通って利用した通行料金は、親カードである法人カードの登録口座から引き落とされます。
ETCを使う場合には決済システムが必要になるため、決済手段であるクレジットカードと同時にETCカードも発行してもらうことが可能になっています。
但し、法人のクレジットカードの発行の審査は、個人のクレジットカードと違い、非常に厳しく、中々、審査に通らないようです。
多分、理由としては、クレジット発行会社がリスクをとるのを嫌がっているためだと思います。
大企業とか信頼度が高い会社であれば、実績などもあるので、審査に合格すると考えられますが、中小企業や個人レベルの会社や設立まもない会社などは、倒産や資金回収のリスクが考えられるので、どうしても、厳しくならざるを得ないのではないかと思います。
1.2 ETC協同組合の法人ETCカード!高速道路会社発行の法人ETCカードとは
高速道路会社発行の法人ETCカードは、高速情報協同組合などの組合組織が発行する法人ETCカードです。
高速情報協同組合は、法務省・福岡財務支局・福岡国税局・文部科学省・九州厚生局・九州農政局・九州経済産業局・警察庁・九州運輸局・九州地方整備局・九州地方環境事務所・内閣総理大臣に認可された組合組織です。
大きな特徴は、出資金という仕組みを採用している法人ETCカードであることです。高速道路会社発行の法人ETCカードはクレジットカードとは関係がないETC機能のみを有したカードなので、決済手段が請求書になっています。
当たりまと言えば、それまでのことです。クレジット機能がないので決済する手段がありませんから、請求書となるわけです。
クレジットカードであれば、利用した通行料金が支払われない「貸し倒れ」の状態になっても、貸し倒れの損失を請け負うのはクレジットカード会社なので国には損失は生じないのですが、クレジットカードがない請求書になると貸し倒れの損失を高速情報協同組合が負うことになってしまいます。
これを防ぐために、法人ETCカード発行時に出資金(保証金)を預かり、退会時に返還する形を取っています。
通行料金が支払われなかった場合には出資金(保証金)から支払われる仕組みなのです。
従って、起業したばかりの新しい会社・中小企業や、クレジット審査が不安な個人事業主の方にお勧めなのが、クレジット機能なしのETCカードでしかもこのETC協同組合の法人ETCカードになります。
- 年会費:無料
- 発行手数料:540円(税込)/1枚
- 取扱手数料:540円(税込)/1枚(年1回)
- 出資金(脱退時返金):10,000円/1社
登録車両1台につき、必要枚数の発行が可能です。
インタネットから申し込みをして、次の書類を用意するだけです!
ETC申請書は後日郵送で送られます。
- 履歴事項全部証明書(法人・3ヶ月以内のもの)or 所得税確定申告書(個人事業主・税務署印のあるもの):どちらも写しOK
- 車検証(写し)
- ETC車載器セットアップ証明書(写し)
申込から10日程度で発行されます。
このカードはクレジット機能が付いていないためETCカードを作るための審査がなく、クレジット審査になかなか通らなかった法人に人気のカードとなっています!
JCBやその他のカード会社に比べて知名度は劣りますが、お得な法人契約用のカードとなっています。
2. 中小企業や個人企業では個人のクレジットカードのように法人ETCカードを簡単に作れないのはなぜ?
法人ETCカードで困っている会社がたくさんあります。
なぜそんなに困っているのでしょうか。
先ほども記載していますが、法人契約のETCカードはクレジット会社の審査が厳しく、個人のように簡単にはカードを発行してくれないからです。
それを解消するのがETC協同組合の法人ETCカードです。
法人ETCカードがなかなか作れない中小企業・個人事業者様の手助けになれるよう、
当組合は万全の体制を整えて法人ETCカードを発行しているようです。
2.1 ETC協同組合の法人ETCカードの特徴・メリット
① 従業員にその都度、現金を渡さなくていい
② 利用明細(請求書)で管理が簡単
・入口、出口のインター名記載
・カードごとに金額が明確に出る
③ 高速道路のみ利用できるカード(クレジット機能が付いてない)
④ 必要枚数・何枚でも申込可能
⑤ レンタカー、カーシェアリング・従業員の車でも利用可能
などがありますが、具体的に特徴を見ていきましょう。
3. ETC協同組合の法人ETCカードの最大のメリットは節約。どんな料金割引がある?
車を運転する方は、聞いたことがあるとおもいます。
現在、高速国道や一般有料道路の料金割引制度はほとんどがETC利用を条件としています。
現金払いや、クレジットカードを係員に渡しての決済など、ETCシステムを利用しない通行には適用されません。
それに、首都高や阪神高速道路では、ETCを利用しないと短距離走行でも最大料金を請求されてしまいます。これでは現金走行なんてお金を捨てながら走るようなものですね。
では、主にどんな割引サービスがあるかを挙げてみましょう。
● 深夜割引
深夜0時~4時の間にETCゲートを入場、もしくは出場すると、通行料金の30%が割り引かれます。
● 休日割引
土日祝日、三が日にETCゲートを入出場すると、こちらも料金の30%が割り引きに。
ただし、対象となるのは普通車・軽自動車等(二輪車含む)で、それ以外の大型車などは値引かれませ
ん。
東京・大阪の都市部近郊区間も対象外です。
● ETCマイレージ
高速道路の走行で「ETCマイレージポイント」が貯まる割引システム。登録制ですが、年会費などはかからず全て無料です。
NEXCOだと50,000円利用するごとに5,000円の無料通行分が還元される上に、時間帯や車種、走行区間を問わないので有用性はかなり大。
● 平日朝夕割引
ETCマイレージに登録したETCカード、または後述する”コーポレートカード”を利用すると最大で約50%の割り引きが適用されます。
名前のとおり、平日の午前6~9時、午後は17時~20時の間にETC料金ゲートを通過した走行が対象です。
走行回数によって還元率が変わったり、休日割引と同様に対象外区間があるのでちょっと複雑ですが、以前あった通勤割引みたいなものと思って下さい。
4. ETC協同組合の法人ETCカードは経費管理が楽!
一般向けETCカードでも同じ割引が受けられるのに、なぜわざわざ法人用ETCカードにするのか?
その答えが次に示す内容です。
内容ですこれは、金銭のやり取りがなくなるので、非常に重宝すると思います!
法人・個人事業主向けのETCカードは、法人口座・屋号入りの銀行口座を引き落とし口座として指定できます。
従って、従業員や経営者個人のお財布を介さずに、会社や事業所が直接支払うことが可能になります。
このメリットは
・ 立て替え経費の精算業務
・ 小口現金の出納業務が必要なくなります
・ 利用記録も一元管理できる
なので、確定申告や決算処理の事務負担が大幅に軽減されます。
カードによってはfreeeや弥生などの会計ソフトと利用明細と直接データ連動できる仕組みがあるので、仕訳や会計処理を自動化することさえできてしまいます。
最近の弥生などの会計ソフトは、カードのデータを直接取り込む機能を備えているので、法人ETCカード名だけを登録することで、後は、自動で使用実績データを読み込んでくれて、仕分けも行ってくれます。
ただ、対象のほうじんETCカードが全てではないので、この辺は各会計ソフトでの確認が必要です。
5. ETC協同組合の法人ETCカード!クレジットなし、道路料金専用ののまとめ
何度も繰り返しますが、ETC協同組合の法人ETCカードが適しているのは下記のような場合です
・会社設立、事業開始からまだ日が浅い
・ETCカードの必要枚数が多い
・資金繰りにあまり余裕がない
・社内のETC利用明細を一括管理したい
・深夜帯、休日の利用が多い
・ETC利用額が比較的少額である
・クレジット機能が必要ない
最大のメリットは開業・設立したばかりでも法人ETCカードを作れること。
受け付けしている協同組合に申し込み、組合に加入することで発行されます。
なぜ審査がないかというと、協同組合が組合員(カード会員)の利用分をまとめてカード会社に支払う「共同利用」の形をとっているからです。
これによりカードの支払いが組合に保証されるので、カード発行会社は申し込み者に対して信用情報・返済能力の有無を審査する必要がなくなります。
● 請求書の金額はETC利用分+手数料
法人ETCカードの利用料は、カード会社ではなく協同組合からの請求となり、利用明細書発行も組合が行います。
この請求額にはETC利用額の8%、または5%の手数料が含まれています。
この辺が、クレジット会社が発行するETCカードとの違いになります。
これを割高とみるかそれとも、経費の管理を楽にするかの選択支と考えます。
当然、会社や個人で独自で管理しようとするとそれなりの人件費と労力が必要となります。
会社設立間もない場合などは、資金に余裕がないことが多いと思います。しかし、本来の業務でない経理作業に時間を取られるのは、やはり、効率的ではないと思いますね。
そのための、手数料と考えれば、事業が拡大できるメリットもあるので、是非とも、ETC協同組合の法人ETCカードを申請してみることをススメますね。
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