ビタミンC!30代男性のシミやお肌の老化を防いでくれるってホント?
ビタミンCと聞いて、あなたは、何を想像しますか?
実は、ビタミンCには、優れた効果が期待できるんです。
具体的には、
・ 抗酸化作用によってお肌の老化を防ぐ働きをすること
・ コラーゲンの生成を促し、肌のハリやツヤ、弾力をサポートする
・ メラニン生成を抑制することで、シミの予防を助ける
・ アレルギー反応で生じるヒスタミンの放出を抑える
・ ストレスを軽減するホルモンの生成を促す
これらのうち、メラニン生成の抑制や抗酸化作用は、ビタミンCが他の物質から酸素を奪うはたらきである還元作用によるものです。
しかし、この非常に有用なビタミンCですが、空気に触れると酸化してしまい安定しないんです。
そこで、この問題を解決したのが、ビタミンC誘導体といわれる成分です。
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ビタミンC誘導体って何?
ビタミンC誘導体の説明する前に、まず、ビタミンCについてあなたが期待していることを説明しておきますね!
「美白」のビタミンとして知られるビタミンC
シミの原因であるメラニン色素の生成を抑え、白い肌をキープする上で必須の栄養素なのは、あなたもご存知ですよね。
特に、紫外線に当たる機会が多い人は、ビタミンCが不足すると、シミやそばかすなどができてしまいがち…。
実はこのメラニン自体は、あなたのお肌を守るために生成されています。
つまり、メラニンは、紫外線を吸収して肌への影響を和らげたり、紫外線に当たることで発生する活性酸素から肌を守るために作られる物質です。
メラニン生成が滞ると、肌はダメージを受けてしまうのですが、問題はメラニンが黒褐色の色素であること。
問題なのは、メラニンが過剰に生成されると、肌が黒くなり、シミやそばかすになってくることです。
ここで活躍するのがビタミンC!ビタミンCはメラニンの生成を抑えるだけではなく、メラニンの色素を薄くする働きがあるんですね!
このことから、ビタミンCが美白のビタミンといわれている??
さらに、コラーゲンの生成を助けて肌のハリを保ち、シワやたるみを防いだり、肌に大きなダメージを与える活性酸素の除去作用を持つなど、あなたのお肌の老化を防いでくれる優れた栄養素なのです。
そんな優れたビタミンCに最大の欠点があるんですね!
若々しい肌を保つ上で必要不可欠なビタミンCですが、最大の欠点は、
・ もろく、壊れやすく
・ ビタミンCは水溶性と呼ばれるビタミンで、水に溶け出しやすく、熱で壊れやすいこと
・ ビタミンCを破壊する性質を持つ「アスコルビナーゼ」という成分が存在していること
アスコルビナーゼを含む食品とビタミンCが豊富な食品を同時に摂取すると、ビタミンCが壊れてしまい、美白作用が失われてしまうのです。
ただし、このアスコルビナーゼの作用を弱めるのが、お酢!
お酢とアスコルビナーゼを多く含む食品を同時に摂れば、ビタミンCが破壊されるのを防ぐことが。。
アスコルビナーゼ含有量が多い食品とは
アスコルビナーゼが多く含まれている食品
・キュウリ
・りんご
・ニンジン
・バナナ
・キャベツ
・カリフラワー
・カボチャ
・春菊
さて、ビタミンCの有用性はお分かりいただけたでしょうか?
しかし、その一方で壊れやすいビタミンCでもあります。
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その壊れやすいビタミンCを改良したのがビタミンC誘導体!
ビタミンC誘導体とは何でしょうか!
ビタミンC誘導体とはビタミンCに含まれるL-アスコルビン酸=ビタミンCの効果を活かした状態のまま、少しだけ化学構造を変えて、ビタミンCの安定性や吸収性をよりよく改良した成分。
ビタミンC誘導体は、一旦「誘導体」としてお肌に吸収されたのち、体内の酵素のはたらきでビタミンCに戻って、ビタミンCとしての効果を発揮してくれます。
ビタミンC誘導体には、「水溶性ビタミンC誘導体」、「油溶性ビタミンC誘導体」の2種類があります。
水溶性ビタミンC誘導体とは?
基本的には、ビタミンCと同様な効果がきたいできます。
具体的には、
・ 美白効果によるシミやくすみの改善
・ 皮脂のコントロールによる毛穴の引き締めや詰まり改善効果
・ 抗酸化作用によるお肌の老化を防ぐ働き
・ お肌のコラーゲンを増やす作用による小じわなどの改善
特徴としては、
利点
・ 水溶性ビタミンC誘導体は水溶性なので、短期間でお肌に吸収されるため、即効性が高い
・ シミやそばかすなどの原因となるメラニン色素を還元し、シミを改善するはたらきがあること
欠点
・ お肌が弱っている時は、高濃度なものはお肌に刺激が強すぎることや紫外線に弱く夏場には向かない
・ 乾燥肌の原因になってしまうこと
油溶性ビタミンC誘導体とは?
水溶性ビタミンC誘導体は、すでにお話しましたように、「速攻性」があるものの、「持続性の少なさ」と「刺激が強い」ことがデメリットとなっています。
そこで、この水溶性のデメリットを補うためにつくれたのが、油溶性ビタミンC誘導体テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)で、敏感肌でも使える可能性があります。
もちろん、水溶性ビタミンCと同様な効果がきたいできます。
具体的には、
・ 美白効果によるシミやくすみの改善
・ 皮脂のコントロールによる毛穴の引き締めや詰まり改善効果
・ 抗酸化作用によるお肌の老化を防ぐ働き
・ お肌のコラーゲンを増やす作用による小じわなどの改善
油溶性ビタミンC誘導体テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは、高濃度配合でもお肌への刺激が少なく、持続性、浸透性が高い成分と言われています。
まだまだ、スキンケアアイテムなどに配合されていることは少ないので、知らない方も多いと思います。
もちろん、油溶性ビタミンC誘導体テトラヘキシルデカン酸アスコルビルには、欠点もあります。
・ 即効性が無いこと
・ べたつきがあること
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)と水溶性ビタミンC誘導体の大きな違いは、
その名前からわかる通り、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは、油に溶けやすく、水溶性ビタミンC誘導体は水に溶けやすいことです。
だから、油溶性ビタミンC誘導体であるテトラヘキシルデカン酸アスコルビルは、化粧水ではなく、保湿クリームに配合されることが多いと思います。
ご存知でしょうか?
化粧水は、成分の大半が水分で構成されています。
その一方で、保湿クリームは、油性成分がメインとなっています。
この理由からも、油溶性ビタミンC誘導体は、保湿クリームに多く配合されているわけです。
話がそれますが、
お肌の保湿に向くのは、油性成分が多い、保湿クリームや乳液などのスキンケアアイテムです。
そのわけは、お肌の皮膚の表面にある保湿を担う構造がラメラ構造といわれる油成分によって水分をキープしていることにあります。
しかも、このラメラ構造の油性成分が油性ということで、保湿クリームなどの油成分との親和性が高く、お肌になじみやすいのですね!
したがって、保湿には、油性成分がメインの保湿クリームが最適なわけです。
「ビタミンC!30代男性のシミやお肌の老化を防いでくれるってホント」のまとめ
ビタミンCは、お肌をいついつまでも若々しくしてくれる成分ということがお分かりいただけたでしょうか?
しかし、そんなお肌にとって重宝なビタミンCですが、熱にも酸にも弱いという欠点があります。
もちろん、果物などを直接食べる場合には問題ありませんが、それ以外では、ビタミンCをとることが難しいのです。
また、食物の中にもビタミンCを壊すものも多いので、注意が必要です。
普段、食べなれているキュウリをはじめ、りんご、ニンジン、バナナなどです。
ただ、酢と組み合わせることで、ビタミンCの破壊を防ぐことも可能です。
そして、あなたのお肌をいついつまでも若々しくキープするには、ビタミンC誘導体が配合されているスキンケアアイテムを使用するのがオススメなんです。
ビタミンCを豊富に含む食べ物やビタミンC誘導体が配合されているスキンケアアイテムを使用することで、いついつまでも若々しいお肌をキープしていきたいですね!
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