2019年11月19日に記事を更新しました。
NEWスカイエクスプローラー SE300D!星座観察使用レビューの口コミ!
太陽の沈むのも早くなってきました!
夜空に浮かぶ星も綺麗に見えるようです。
暗くなるとついつい空を見上げてしまうこの頃です。
あの星は、なんだろうかと思うとワクワクしてきます。
一刻も早く、天体望遠鏡で覗きたくなってきますね!
でも、最初のころは、天体望遠鏡のイロハも知らなかったので、取り敢えず、評判の良かった、屈折式天体望遠鏡を値段と相談しながら購入していました。
そのうち、もっと、大きく天体を見たいと考え、サイズの大きい天体望遠鏡を購入。
しかし、値段を考慮しすぎて、実際に星も鮮明でなく失敗。
次に、割と有名で、天体望遠鏡の性能も高いと評判の天体望遠鏡を購入。
少しは、星も拡大されて見えるようになり、映像も鮮明だったのですが、評判ほど鮮明でなく、ガッカリ、値段もそこそこしていたので、期待していたのですが、残念なきもちになりましたね。
もう、これで天体望遠鏡を購入するのは止めようと思っていましたが、やはり、星が輝き始めるともっと大きくて鮮明にみえる天体望遠鏡がほしくなってきてしまいました。
それが、操作性も良く値段もそこそこ安い?というドブソニアン望遠鏡をみつけました。
口径が300mmもあるので、相当、期待度が高いと思いました。
それは、NEWスカイエクスプローラー SE300Dという天体望遠鏡でした。
まず、ドブソニアン望遠鏡って何って思いました。
ドブソニアン望遠鏡って使い勝手が本当に良いのか?
ドブソニアン望遠鏡って使い勝手が本当に良いのかどうか、詳しくなかったので調べてみました。
また、いつもの失敗ににならないかと不安でした。
ドブソニアン望遠鏡って、調べてみると普通の天体望遠鏡と違って、台座がいらないことでした。
そこで、疑問が??
台座が無くてどうやって見るのかと不安になってきました。
実際に、見たこともないので、どんな感じかもわからず、調べていくと台座と天体望遠鏡とが一体化しているような形状で、台座が直接回転するようでした。
つまり、横方向にある星座を観察するときは天体望遠鏡を回転させ、上下に天体望遠鏡を動かすときは、天体望遠鏡自身を上下に動かすことで、星座の動きに追従できるようになっているということが分かりました。
しかも、この両方の動きがフリーストップ方式になっていて、目的の星座に簡単に合わせられるとのことでした。
多少、これで、ドブソニアン望遠鏡って使いやすのかもしれないと思い始めました。
ドブソニアン望遠鏡の大きさに悩む
大きいことはいいことかと思って、色々、ドブソニアン天体望遠鏡を調べてみました。
ところが、あまりというか種類が1種しかなく、しかも、口径が300mmしか売っていないということが分かり、いきなり、300mmっていいのかと悩んでしまいましたね。
流石に大きすぎるかなって、せいぜい、250mm口径のドブソニアン天体望遠鏡が無いかと探してみましたが、見つかりませんでした。
勿論、また、後で後悔するよりもましかとは思いましたが、それでも、300mmはでかいし、重量もそこそこあるかなって。。
一応、ネットでは、見つからなかったので、大手の量販店にいってみることにしました。
事前にネットでドブソニアンの300mmが展示されているのを確認してからみにいきました。
具体的には、横浜駅前にあるヨドバシカメラです。
実際に、実物を見てみると想像以上に大きいことが分かりました。
これを私の自宅に持ち込むのは場所的にどうかなって思い、余計に、悩みが深くなってしまいました。
しかし、それ以外には、展示されているドブソニアン天体望遠鏡で250mmはありませんでした。
ドブソニアン天体望遠鏡か普通の反射式天体望遠鏡で悩む
ヨドバシカメタで幾つか天体望遠鏡が展示されていたので、他のタイプの天体望遠鏡もみてみました。
250mm口径の反射式天体望遠鏡が2種類展示されていました。しかし、値段が半端なく高く、ドブソニアン天体望遠鏡と比較すると倍以上の価格でした。
これでは、とても手が出ないし、結局、購入しても、性能的にどうなのか不安になってきました。
それだけの投資をして、残念という結果だったら、ふんだりけったりだと考えました。
もう、ここは、コストで決めるしかないかと思い始めました。
流石に、数十万の金額は無理かと思いました。
もう、ここは、300mmでも大きいかもしれないと思いつつ、ドブソニアン天体望遠鏡に決めることにしました。
ドブソニアン天体望遠鏡の性能は?
値段が、安いということは、性能もそこそこかもしれないと思って、色々調べてみましたが、殆どというか口コミもなく、決断しかない感じでした。
取り敢えず、NEWスカイエクスプローラー SE300Dの公式サイトに載っている仕様を詳しく見てみることにしました。
・ 対物レンズ/主鏡有効径:305mm(放物面鏡)
・ 集光力:1898.4倍
・ 分解能:0.38秒
から、集光力の高さできっと星の明るさも高いのではないかと思いました。
その他の気になる点は、やはり、重量だと思いました。
・ 鏡筒:21kg
・ 台座:18.5kg
と想像以上に重そうだと感じました。とにかく、鏡筒が21kgなので持ち運べるのかという不安が。。。
台座かなりの重量ですが、イザというときには、引っ張ればいいかなって思っていました。
ただ、鏡筒は、引っ張ると反射式天体望遠鏡なので、光軸がズレる可能性もあるので、持ち上げるしかないかと思いました。
でも、ここまで調べ上げてみると集光力に魅力を感じてしまい、NEWスカイエクスプローラー SE300Dにきめるしかないと決心しました。
NEWスカイエクスプローラー SE300Dのワクワク感と大変さ
台座の組み立てが大変
届いたのは、鏡筒と台座の二つでした。
しかも、台座は自分で組み立てるとのことでした。
勿論、説明書もついていたので、簡単かなって思い、ワクワクしながら組み立てていきました。
台座・鏡筒の部品のすべて
想像以上に部品の数が多いと思いました。
台座の組み立て方
台座の組み立てで気づいたこと3点
・ 意外に一個一個の板状の部品が重い
・ 左右対称なので、右左を間違えた
・ 台座組み立てに想像以上の時間がかかる
1) 台座の部品が重い
確かに、台座の全重量が18.5kgもあるので、一個一個の部品が重くても仕方がないと思いますが、見た目は、それほど重そうに見えない。
なので、簡単にはめ込めると思っていました。
ところが、いざ、組み立て始めると板状の部品が重いので、説明書とおりに簡単に組み立てていくのが難しい。
2) 左右対称なので、右左を間違えた
最初は、気付かなかったのですが、どうしても、上手く組み立てられなくて、良く説明書を見てみると左右対称の部分は、正確に右、左と正しく組み立てないと上手くいかないということが分かりました。
しかたなく、また、ばらして、組み立てなおしを行いました。勿論、二度目は簡単でしたが。。不安は極限状態に!
3) 台座組み立てに想像以上の時間がかかる
説明書では、2時間ぐらいと記載されていたと思いますが、半日はかかりました。
取り敢えず、台座を四苦八苦して組み立て完了。
台座に天体望遠鏡の鏡筒を載せる
下図のように、鏡筒を台座にのせるのですが、ここで問題が
・ 鏡筒自身に持ち手がない
・ 重量が重すぎて持ち上げられない
1) 鏡筒自身に持ち手がない
鏡筒自身に持ち手がないので、鏡筒の丸い部分を抱えて持ち上げるしかなかった。
しかし、当たり前に、鏡筒の表面はツルツルしていて、持ち上げにくい。
持ち手ぐらい付けてほしいと思いましたね!
2) 重量が重すぎて持ち上げられない
重量は、21kgもあり、持ち手もないので、どうやって台座に載せようかと悩みました。
鏡筒の下部には凹面鏡がついているので、この場所に台座が当たると大変なことになってしまいます。
なので、余計に神経を使いました。
結局、私は、ベットを使用しているので、鏡筒をベットの上にあげて、そこから、台座に据え付けるという方法をとりました。
意外と上手くいきました。
台座に鏡筒を載せる
以上無事にセッティングが終了し、上手く回転するかや上下に鏡筒が動くかを調べてみました。
特に、問題はなかったので、後は夜が来るのが待ち遠しい気持ちでした。
NEWスカイエクスプローラー SE300Dで星座を観察!感激の極み!
いよいよ、夜が来て、星座を観察してみました。やはり、一番は木星かなっておもいました。
この綺麗さは、何とも言えないぐらい素晴らしいものでした。
とにかく、鮮明さが半端ないくらいクッキリと明るいの一言です!
ずっと、見続けていても見飽きないぐらい綺麗に見えました。
やはり、300mmのドブソニアン天体望遠鏡を購入して良かったと思った瞬間でした。
もう、この美しさを見てしまうと他の私が持っている天体望遠鏡では見る気が失せるほどでした。
感激して、他の誰かに見せてあげたいと思ったほどです。
苦労して組み立てたかいがありました。
9×50mmファインダーの使い勝手は?
このファインダーも可もなく不可もなしという感じです。
惑星や星座を簡単にとらえることができます。
ファインダーも、他の望遠鏡を購入するとついてくるので、
とくに、この付属のファインダーで十分かなって思います。
付属のアイピースはどんな感じ?
プローセルアイピース:PL10mm、PL25mm
が標準に付属しています。
特に、可もなく不可もなしという感じです。
色々な天体望遠鏡を購入すると標準についてくるので、無くても良いかな!
付属のPL10mmで、土星や木星、火星など非常に鮮明にみえます。
私は、別に、約1万円弱のアイピースを購入していますが、
それほど、差がないと感じました。
やはり、300mmの反射望遠鏡の威力かも知れません!
PL25mmは、ほとんど使用していません。
少しでも、星座を大きく見たいと思うので、10mmを使用することが多いと思います。
屈折式天体望遠鏡70mmとのサイズ比較
実際に、屈折式天体望遠鏡70mmと比較してみたのが下図です。
このNEWスカイエクスプローラー SE300Dのサイズがいかに大きいか分かると思います。
日本での星座を観察するのに最適な鏡筒のサイズはどこまでか
日本の空気の関係だと思いますが、最高でも300mmまでだそうです。
このドブソニアン天体望遠鏡には、400mmとか500mmとかもあります。
また、ドブソニアン天体望遠鏡は、手作りするかたもいるようで、実際に星座を観察するのに脚立を使うぐらい大きい天体望遠鏡を作っている人もいます。
このNEWスカイエクスプローラー SE300Dの最大長は1400mmなので、
小学生には向いていないと思ます。身長が140cm以上ないと足台などが必要になります。
NEWスカイエクスプローラー SE300Dはどこで購入するのが良い
NEWスカイエクスプローラー SE300Dを購入するのはどこが良いかをしらべました。
安いと言っても10万円以上もするので、できれば安く購入できた方が良いと思っていました。
ただ、天体望遠鏡は特殊な機器なので、ある程度、専門のお店が安心かなって思ってネットを調べてみました。
実店舗では、既に、ヨドバシカメラに足を運んでいますが、ここは、ネットのほうが選択肢も広がって良いかなって。。
お得に最安値で購入できるのはネット通販大手の楽天やAmazon?
ネット通販大手の楽天やAmazonやヨドバシカメラなどでも販売されていました。
勿論、ポイントなども付くので、ネットの価格だけでは、差があるのかどうか不明でした。
それと、ある程度、天体望遠鏡を専門に扱っている店が良いと思っていました。
そこで、見つけたのが、このNEWスカイエクスプローラー SE300Dを製造しているケンコーの直売店が楽天にあることが分かりました。
楽天と言えば、ポイントも付きますし、時々、セールなども行っているので、そこそこ割安でかつ、メーカー直系のお店なので安心かなって思いました。
勿論、最安値とまではいきませんでしたが、安心感を買うかどうかで迷い、結局、このケンコーの直売店で購入することにしました。
ケンコートキナの公式サイト→(受注生産) ケンコートキナー KENKO TOKINA天体 望遠鏡 NEW Sky Explorer ニュースカイエクスプローラー SE300D 伸縮式で運搬も簡単【フリーストップドブソニアン式架台】【送料無料】
【天体望遠鏡(NEWスカイエクスプローラー SE300D)の仕様】
・ 天体望遠鏡の種類:反射式
・ 対物レンズ/主鏡有効径:305mm(放物面鏡)
・ 焦点距離:1500mm
・ 極限等級:14.16等星
・ F値:4.9
・ 集光力:1898.4倍
・ 分解能:0.38秒
・ ファインダー:9倍 50mm
・ サイズ
鏡筒:外径450mm×長さ920mm(収納時)-1400mm(観測時)
台座:W632mm×H740mm
・ 重量
鏡筒:21kg
台座:18.5kg
・ 付属品
9×50mmファインダー、31.7mm用アダプター、プローセルアイピース(PL10mm・PL25mm)
参考:ドブソニアン天体望遠鏡とは(参照元:ウィキペディア)
主鏡
反射望遠鏡の主鏡は、高精度な放物面に仕上げられなければならない。また高い面精度を維持するために、傾けても自重で主鏡がたわまないように、主鏡は充分に厚いガラスである必要があるが、一般的に直径に対して厚みが1/6以上であるように設計されていた。さらに熱膨張によるたわみを防ぐためにパイレックスや合成石英のような低膨張ガラスが用いられる。ほとんどのドブソニアンでは、従来の反射望遠鏡よりも薄い(具体的には直径に対して1/8から1/12)主鏡が用いられている。コストの側面もあるが、一義的には軽量化と外気との温度順応性の要請によるものである。また、従来は大口径で高精度な主鏡は非常に高価であり、低倍率では精度の低さがそれほど目立たないため、精度の低い主鏡が用いられることもあった。しかし、2000 年代以降はコンピューター制御式の研磨装置が普及したため、高精度で安価な主鏡が登場している。また従来は、青板ガラスなど膨張率が特別低くない安価なガラスが用いられることもあったが、現在市販されている製品はホウケイ酸ガラスや合成石英が使用されている。なおこの点につきドブソンの制作した望遠鏡では、大胆にも主鏡に難破船の円い舷窓を研磨した薄いガラスが使われていた。通常の小型望遠鏡では鏡の向きを精密に合わせる(光軸を合わせる)ために調整用の数本のネジで固定されているのと違って、カーペットで裏打された容器に固定し重さを全体で支えてひずみを軽減していた。現在では、コンピュータシミュレーションによって最適化された6点支持、9点支持法などを採用したものが主流となっている。支持体全体で鏡面の安定を保つというのは、数m超級の超大型望遠鏡では一般的な手法でもある。
鏡筒
従来のドブソンでは、望遠鏡本体の筒には、頑丈で防水性の厚紙の筒を利用した。これはコンクリートの円柱を作るための建材(板紙製で「ボイド管」(void-)と呼ばれているもの。使い捨てのため大量生産されており安価)として非常に大きなものでも比較的安価に手に入れることができ、光路をひずませる鏡筒内の熱対流を防ぎ、衝撃に強く加工も容易であるメリットもあった。元鏡筒は形を保つという目的の他には、余計な光や人体等から発する熱が光路に侵入することを防ぐ役割を持っており、逆に熱対流の原因となったりする。現在市販されているドブソンの筒では、アルミニウムや鉄が主流になっており、高価なものでは軽量で熱膨張率の小さいカーボンファイバー材が使われている。十分に暗い環境で望遠鏡が用いられるなら、鏡筒接眼部分や斜鏡および架台との接合部が支えられさえすれば、鏡筒は必ずしも要るものではない。このため鏡筒をなくしてパイプや合板を部分的に取り付けただけのドブソニアンも存在する。
架台
ドブソンは、「過去数世紀の間、戦争はドブソニアン架台の上に乗った大砲によって戦われてきた」のだとドブソニアンの架台の特徴を表現している。この架台の形状がドブソニアン望遠鏡を一見したときの最大の特徴である。架台は全体としてU字溝のような「三脚を省いたフォーク式経緯台」の形状をしており、左右の壁(経緯台の耳軸に相当する部分)には半円形の窪みがある。クランプも微動装置もなく[1]、回転軸が滑らかに回り回転軸を中心とし重量バランスが取れていなければならない[1]。鏡筒の重さがバランスする重心から鏡筒の左右に突き出た円盤をこれらの窪みに載せ回転させることによって水平線から天頂までの高度方向の向きを変えることができる。回転部分はテフロンなどで摩擦を減らしてある。鏡筒の重心は主鏡が重いことから充分に主鏡のそばにあり、架台の高さは鏡筒に比べてそれほど高くならない。U字溝状の架台は底の部分で別の板の上に乗っている。ドブソンの望遠鏡では合成樹脂の板の上にテフロンのブロックが乗せられていた。これらは中心軸の回りで回転できるようになっており、もうひとつの架台の回転軸である水平の方位方向の動きを架台に与えている。回転軸の摩擦は望遠鏡を手で楽にかつスムーズに動かせるだけ軽く、また勝手に動かないぐらいに重くなるように調節されなければならない。